私は2012年の6月からロンドンにあるUniversity College London (UCL) に留学しています。イギリスの大学といえばケンブリッジ大学やオックスフォード大学が有名ですが、最新の大学ランキングではUCLはオックスフォード大学をおさえて世界で第4位と立派な評価でした。UCLのメインキャンパスはロンドンの中心地で大英博物館から徒歩圏内にあります。私の働いているInstitute of Ophthalmology (IoO)はメインキャンパスから少し離れた所にありますが、それでも、Tube(ロンドンの地下鉄のことです)の主要駅のキングスクロス駅とバンク駅の間にあり交通の便は良いです。
写真IoOは眼科研究に特化した研究所で世界的に有名な眼科病院であるMoorfields Eye Hospitalに隣接して密接に情報交換をしています。私のラボはTranslational Vision Researchラボで加齢黄斑変性や糖尿病網膜症などを対象としており、もちろんMoorfields Eye Hospitalでの臨床治験は視野に入っています。私のボスは血管研究分野では世界的に有名なProfessor David Shima(シャイマと読みます。ちなみに彼はアメリカ人です)で気さくで優しい方です。従いまして私もここで眼血管新生をテーマに研究を行っています(残念ながら詳細は記載できませんのであしからず)。